TETSUBLOG

今日という日が終わるときに、本当に後悔がないか。死んでもいいといいえるその日までの過程をここに綴ります。

ラジオが死んでしまう前に

寝る前にツイッターを少し見たら、変なトレンドを見て、頭がさえてしまったので、ここに気持ちをしたためて、明日のために寝ます

 

そのトレンドは、岡村隆史さんのオールナイトニッポンでの発言が不適切だとして、炎上しているというものです。

 

それを見て、岡村さんのオールナイトを聞いてみましたが、本当にしょうもないことです。

 

発言の概要は、自分の耳で聴くのが一番ですね。

 

まず僕個人の意見は、これでラジオパーソナリティの人が攻めたトークを自粛しだしたら、どうしてくれるねんってことです。

僕自身はラジオを聴くことが好きで、それはパーソナリティの人間性やプライベートの攻めた話が聞けるからです。

この感覚は多くのリスナー持っているものだと思います。

 

今回の岡村さんの発言は、ラジオ好きの僕が聞いても、少しキモイなとは、思いました。

 

女性を性的搾取を面白がるのが反吐が出る、という意見を多く見ましたが、そう思うのは結構だと思いますが、そんな事つぶやく人は、ラジオリスナーでもなく、ただバズりたい人や、アンチコメント大好き人間、の人たちなんでしょう。

 

男女問わず、貧困になることは悲しいことです。

岡村さんもそのことは百も承知だと思います。

事実として、そういう状況下では風俗業に従事する人が多くなるらしいです。(岡村さんの経験談では)

その事実のもと、岡村さんの需要が、その人たちの供給にマッチするだけなので、消費者の岡村さんが期待を抱くのは何にも不思議とは思いません。

テーマが風俗業なだけに、聴いててキモイなとは思いましたが、リスナーはそのような話を求めて、岡村さんのラジオを聴いているので、もしその話がリスナーとミスマッチなら、視聴率が落ちて、岡村さんが交代になるだけです。

 

炎上するタイミングを見ても、ネット記事を見て、それに乗っかろうという人が大半だと思います。そんなラジオを聞いてない人たちによって、ラジオが変わってしまったらと思うと、ほんとに悲しいです。

 

公共の電波でそんな話を流すな、という意見もありますが、一概に否定はできませんが、どこをアウトのラインにするかの問題で、テレビとラジオでは、そのラインが違ううと思います。

ストリーミング配信だったら、不適切な発言をしていいのかと考えると、そうではないはずです。ラジオはテレビみたいに垂れ流しで視聴することはなく、ほとんどの人が一人で、特定の番組を狙って聞いていると思います。その点でストリーミング配信と、現状のラジオはすごく近いものを感じます。では発言のアウトラインの設定としては、公共だとかではなく、限りなく視聴者の求めるものかどうかというラインが重要だと思います。

そもそもパーソナリティの個人的な話が聞きたい人の需要に対して、ラジオ放送している現状では、パーソナリティの趣向、考えは守られるべきです。(一定の限度はもちろん守られるべき)

岡村さんの発言も、人がどう受け取るかは自由ですが、尊重されるべきで、おそらくリスナーの需要に近いものでしょう。

公共の電波がどうとか言ってる人は、どのように害を生むかを教えてほしいですね。

あれぐらいの発言が禁止されたら、パーソナリティのテレビでは聞けない、攻めた話を求めるラジオリスナーはおそらく減るでしょう。

 

何に腹が立つかというと、ネット記事ですね。確かに岡村さんの発言は、賛否を生むものですが、それはパーソナリティとリスナーの間では、許容されるモラルの中での話で、何ら問題がなっかたのに、あたかも岡村さんが貧困を喜ぶ悪者みたいな印象操作で記事を書き、今回の火種を作ったことには、本当に何の価値があるのかなと思います。腹が立ちすぎて、眠れなくなり、こうやってここに吐き出すしかないんですけどね。

 

嫌な社会の一面を見たな。騒いでる人も一部なんやろうけど、その波及効果を考えてほしいわ。

 

どうか私が好きなラジオがこのままでありますように。

おやすミッフィーちゃん。